車上生活ブログ

キャンピングカー生活しながら日本一周

移動販売コーヒー

 

自営のカテゴリーのひとつとして

〝移動販売〟があります。

 

キッチンもついている

キャンピングカーにとって

移動販売は最適で

初期投資やロスがほぼありません

 

保健所に足を運び許可さえ取れば

すぐさま事業として始められます

 

(保健所の許可内容は県や市によって違うため営業する土地の許可を調べる必要があります)

 

僕たちは移動販売に

ドリップコーヒーを選びました

店がひとつも見当たらないような

断崖絶壁や海沿いや森の中で

ゲリラ的にコーヒーを売る

その名も「ピクニックコーヒー」です

 

 

一杯一杯、心を込めて

ハンドドリップさせていただいております

豆はその土地土地で仕入れるスタイルです

 

全国津々浦々移動していますので

見つけた方はラッキーです!

ぜひ声をかけてください

 

ご愛顧のほどよろしくお願い致します

 

 

 

 

 

コーヒーの世界に深煎りしよう

7月21日

 

本日誕生日を迎えた

 

29歳になった。

 

こんな僕でもあと1年経てば30歳になる

 

 

中学生の頃からなんにも変わっていない

 

あの頃、歳をとれば自然に

いろんなことへの折り合いをつけて

オタマジャクシがカエルになるみたいに

自然に〝大人〟ってゆう生き物に

変われるって思っていた

 

大人達はこぞって僕らをそう錯覚させた

大人は正しい、大人になれ、大人であれ

 

本当のところは当の大人たち自身も

なにも変わっちゃいなかったんだろう

 

今になって気づいても遅いんだけれど。

 

 

どうあれ僕は

29歳になっても何にも変わらない

30歳になってもきっと同じ

 

尊敬するロックスター達は皆

命を燃やし尽くしている年齢だ

 

えらく命を永らえさせてしまった

 

思えば20代の誕生日の目標は

毎年「泥団子」って言っていた気がする

中身の芯の部分をしっかりしっかり

かたく濃くぺたぺたと積み上げる

 

たしかに

ようやく、ようやく

ぶれない軸や知見を身に付けることができた

 

30代を前にして

そろそろ、そろそろ

その泥団子を使って

何をどう表現していくか

スタート地点に立っている気がする

 

楽しみだ

 

あの頃の自分は常に監視している

裏切らないように

裏切らないように

 

ださい大人にならないように。

 

 

 

 

 

まだまだ現役おたまじゃくし

価値を再考する

 

前にブログでとりあげた

ハゲタカのえじき」というカードゲーム

 

簡単に説明すると、

せりやオークションのようなゲームで

数字の書いたカードを

1番高い数字を出した人が

獲得していくというゲームだ

 

何度も何度も回数を重ねるうちに

価値が変動したり暴騰したりしていく

 

 

そこで僕がいつも気をつけているのは

〝その商品の価値は本当に適正か〟

を考え直すこと

 

状況やタイミングによって異常に

相場が引き上がったり下がったりした時

この〝価値の再考〟をしなければ

おかしい価格設定をしてしまう

 

 

これは

投資の業界や

物質主義においてのブランドの価値

評判だけが先走る現代の情報社会でも

とても大切な能力だと思う

 

今ある価値は本当に適切なのか

誰かが釣り上げたものではないのか

環境によって変動してはいないか

 

今一度向き合うことから始めたい

 

 

日本を巡っていく中で感じることは

土地土地によって

資源や土地の価値は本当に変動しているという事実

 

なんとなく

田舎は物価が安い、都会の土地は高い、

なんて知識としては知っているが

それが実際にどの程度のもので

実生活にどう影響を与えているのか

肌で感じる体験は貴重である

 

 

今ある既存の価値や価格に対して

常に疑問と再考を忘れずにいたい

 

 

 

 

 

再考は最高

犯人は踊る

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今回ベアーちゃんに

あらたに仲間入りしたこのゲーム

 

「犯人は踊る」

 

 

人狼ゲームに似たカードゲームで

犯人カードを持つ人が「犯人」となり

探偵カードを手にして犯人を当てるか

犯人だとバレずに最後まで逃げ切るか

というゲームだ

 

人狼ゲームと違うのは

役割や肩書きが回っていくという点

人狼ゲームで人狼が常に変動していると考えてほしい

 

 

一見シンプルで運要素が強いように思うこのゲームだが

やり込んでいくと、

2手3手先を見越して今動く

という重要さに気づいていく

 

回によって

犯人サイドが強いか

探偵サイドが強いか

変わったりするのもこのゲームの

面白みのひとつだろう

 

たまに低いレビューを見かけるが

それはこのゲームが

大人による大人のためのゲームだからだろう

同じくらいの知能と演技力がなければ

このゲームのバランスはたちまち崩れてしまうのだ

 

だからこそ

この車上生活にはうってつけのゲームとも言えるだろう

 

ハゲタカ同様

この車上生活の秩序を保つ

重要なゲームになりそうだ

 

 

 

 

 

真実はいつもひとつ。

 

自給自足(1)

 

このキャンピングカーライフでは

様々なことを自給自足して

生活していかなければいけない。

 

それらを自給自足シリーズとして

少しずつ公開していけたらいいなと思う

 

 

今回はその第一弾として

「電気」を取り上げよう

 

自給自足と聞くと

自分で野菜やお米を作って食べて

という食生活をイメージしがちだが

 

食生活のみならず

ライフラインやエネルギーを

自給自足するということも重要な要素である

 

最近では「オフグリッド生活」という

電力会社を通さずに生きる生き方が浸透し

フグリッドハウス等が注目されつつある

 

僕たちのキャンピングカーは

ある意味では

動くオフグリッドハウスといえるだろう

 

 

さて、

キャンピングカーの電気の取り方は

 

・アイドリングによる電気供給

ソーラーパネルで蓄電

・コンセントで外部から充電

・発電機を使って発電

 

の4パターンある

 

これらをうまく駆使して日々の

電力をまかなっているのだが

天候や環境によって

使うツールやたまり方が変わってくるのが

大変であり面白いところだ

 

 

今日の日本において

あらゆるエネルギーは企業を通して

我々消費者に届けられる。

 

その昔は、

火をおこして灯りとし

井戸から水を汲み上げ

庭の畑で野菜を育て

飼っている鶏が卵を産み

薪をくべて風呂を沸かす

 

そんな生活を誰もが当たり前に送っていた

 

現代のやり方は

たしかに効率的だが

用意された生活をそのまま

こなしているという違和感がある

 

それを誰もが感じているからこそ

人々はあらためて充実感や幸福感を

探しに出かけるではないか

 

本来は、

〝身近な生活を自分で構築する〟

それだけで得られる幸福感もある

 

ように僕は思ったりもする

 

 

 

 

 

生活を再構築せしめんとす

 

福島第一原発

 

福島第一原発を見に行こう」

 

これは学生時代

まだ震災が起きて数年の時にも

当時かかげたテーマで

ヒッチハイクで付近まで行き

徒歩で立ち入り禁止区域に入り

途中で警察に見つかって

パトカーに乗せられて

禁止区域の外まで出された思い出がある

 

 

野次馬根性でもひやかしでも

珍しい物見たさでも

なんでもなくて

 

今起こっている現状を

なんとなく情報だけで判断するのでなく

実際に目で見て肌で感じて判断する

ということはとても大切なことで

その動機は当時も今も変わっていない

 

今回ふたたび福島に来て

福島第一原発をこの目で見ようと試みた

 

6号線を北に北に進むと

徐々にひと気がなくなっていき

警備員の姿が増えてきた

左右へ交差点は封鎖され

「帰還困難区域」の立て札が並ぶ

 

仮設住宅に移り住んだ人々は

8年経った今でも帰還することなく

空き家や空き店舗が並んでいた

 

宮城と福島を繋ぐ一本道だけが

開通しトラックや関係車両が行き来していた

 

草木がぼうぼうに伸び歩道は塞がれていた

伸びた草木はすべて震災後に育ったものだろう

自然の力はすごい。

同時に人が足を踏み入れなければ

自然や草木はこうものびのびと

育つという矛盾を知る

 

福島第一原発へと続く交差点も

もちろん封鎖され「通行証確認中」の文字

見るからにあやしいキャンピングカーは

通されるはずもなく

僕たちは諦めることを余儀なくされた

 

しかし今回

双葉町大熊町の空気感を肌で感じ

少し異常な閑散とした空気感や

それでも復興に向けて町興しをする

役所の人たちや地元の人々の姿を見ることができた

 

そして

僕たちが住むキャンピングカーや

モバイルハウス、トレーラーハウス等の

可動産のムーブメントは

震災の悲劇や仮設住宅に移り住むことを強いられた人々の悲しみの後押しを

確実に受けているということを今回再認識した。

 

状況はどうあれ、

移動する(しなければならない)

という可能性があるということが

移動生活やミニマムな生活

本当に大切な人、場所、物を選んだり

本当に大切な時間を過ごす

という教訓に繋がっている

 

今一度その教訓を噛み締めて…

 

 

 

 

 

僕たちは福島や東北に恩返ししたい。

 

「修行」

 

今回はみっつ目のカテゴリー

「修行」についてお話します。

 

 

実にざっくり

〝自己投資の時間〟とも言えるだろう

 

今すぐお金を生む労働や

長い目で成果を見る自営とも違い

 

いつの日か陽の目を見るだろう

いや、陽の目を見ることがなかったとしても

そのスキルを、知識を、業を、

身につけたい!

 

そんな熱い思いで日々修行に励む

 

 

・身体の使い方を極めたい

・本気で健康体を目指す

 

・カメラやPCのスキル

・料理の基礎を学ぶ

・楽器弾けるようになりたい

・外国語マスターしたい

 

・資格取りまくる

・映画や音楽や文学を漁る

リベラルアーツとしての教養

 

などなどなど

あげるとキリがないが

三者三様の修行に取り組んでいる

 

 

僕たちが子どもの頃、

興味を持てばすぐ動き出せたし

夢中になって取り組めた

 

大人になった今

言い訳や足取りは重くなり

興味や好奇心からは目を背けるようになった

 

また情報過多のこの時代で

体験として新発見する〝何か〟が

見出しにくい時代になってきた

 

子供から大人まで

好奇心に素直に

時代や環境を理由にせず

やりたいことをやる

知りたいことを知る

学びたいことを学ぶ

 

そんな生き方を目指すためにも

修行は必須項目で

自己実現のため要素になってくれるだろう

 

 

 

 

 

いつまでも少年のフットワークで

知恵と思考だけは大人